公益企業、公営企業の役割
「副題」良質かつ安い製品を供給するから公益、公営企業なのです。この感覚は企業も消費者も、もちろん政治家にも必要なのです。でなければ利権企業です。
それが公共料金は「高くて当然」残念ながらこの感覚が国民に蔓延しているのではないでしょうか。この感覚は日本だけでは、お上意識が原因なのでしょうか、これでは国民生活は良くならないのです。日本の公共料金は海外にくらべ高すぎるのです。
特になんら理屈もなく「民にできることは民で」が理屈もなく一人歩きしているのです。由々しき問題です。民か良くて、役人はそんなに駄目なの?、
▼JRの民営化で運賃が安くなったの、高止まりで、社長が増えただけでしょう。電気ガスは民営だが海外(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス全ての国)の2倍かそれ以上も高いのです。フランスの電力は原発主体で国営ですがかなり安いのです。◎NTTは競争があるから料金を安くせざるを得ないのです。
◎競争がなければ民営化は弊害そのものむしろ官営にすべきなのです。官営なら十分な情報公開が可能で責任追求ができるだが今は駄目ですがね、いずれにしても民営、官営に関係なく外部監査が必要なのです。
民営なら商法に反しない限り自由で、子会社作り、子会社への天下り、競争入札でなく特命、随意契約、立派な宿泊施設、など全て問題ではなくなり批判もされないのです。企業機密の理由として情報も公開されないのです。
◎この点で道路公団の民営化は弊害そのもので、社長が増えるだけでのみでなく、現在指摘されている不祥事全てが正当な企業活動となり批判できなくなるのです。
▼外部監査の強化、
公益的業種、すなわち自由に商売できない、市場原理の作用困難な業種には、電力やNHKなども含め公私に関係なく徹底した外部監査が必要なのです。
米国ではでは州政府が公共事業委員会をつくり電力会社の購買、従業員の給与(独占なので当然全産業の最低ライン)まで徹底的にチェックしているようです。
▼アメリカの地下鉄やバスや電車は(ボルチモア MD)公営ですが、合理化が驚くほど徹底しているのです。そのためか運賃は極めて安い、障害者や年寄りにも極めて優しい。ぜひ乗ってみて頂きたい。
身障者や年寄りに優しく運賃も格段に安い米国交通機関公営ですが合理化は徹底しています
◎だから参入しようとする民間企業はいないし、その必要もないのです。
論理的には公営が民より効率もサービスも良くなる事業も多いのです。やる気があればの話しですが、職員の利権や福利重点ではダメなのです。
日本の公営組織は全てダメ、公営料金は高くて当然という概念がある限り、理屈ではなく民営化が必要なのです。
▼生活レベル向上には公共料金の引き下げが不可欠
GDP/人は世界最高レベルでほぼ限度なのです。したがって生活向上には公共料金の引き下げが不可欠なのです。05.1.30追加
▼郵政事業の民営化を考えて見ましょう。
※アメリカでは郵便は公営とのこと、しかし国土は広いのにもかかわらず郵便料金は1通当たり日本の1/2程度とのこと、
▼市場原理を正義の御旗として位置付けるのは危険
欠陥のない制度はないのです。欠陥を補正することが資本主義社会の発展に必要なのです。
人生の途中では収入以上に費用のかかる場合があるのです。出産、育児、教育、病気、失業、老齢化などです。これをどうするかが必要なのです。子どもの教育も保護者に頼れない場合もあるのです。重要なことは市場原理が進むに従いこの傾向は大きくなるのです。
この欠陥を補正するために社会保障の充実が必要なのに、逆に削減では資本主義社会は発展しないのです。
国は個人の生活向上のために障害になる谷を埋めることに主体を置くべきで、国と個人が直接結びつくべきで、すなわち個人を救うために銀行を救うようなことや景気対策はすべきではないのです。
これらを解決するために国の役割や公営企業の役割があるのです。05.1.25
05.1.25