アメリカ見聞記の追加(03.7初の2週間)(その3)、ボルチモアMD
議員さん方は海外視察も多いようですが、海外でバスや電車に乗ったことあるのですか、日常生活に接したことあるのですか。
1.駅ホームの点字ブロックの布設の方法が、日本とアメリカでは全く違うのです。アメリカは立ち入り禁止として使っているのです。ホームの端に幅の広い、日本の約2倍、点字ブロックが全周につけられていて電車が止まっていない時には立ち入り禁止なのです。すなわち点字ブロックは視覚障害者のためではなく全ての人のために使われているのです。
またアメリカでは空港や駅には誘導点字ブロックはないのです。しかし人的誘導は充実しているのではと思うのです。
◆私たち夫婦はひょんなことから、車いす2台のお世話になったことあるのです。(アトランタ空港、デルタ航空、02年10月9日、チップは受け取らなかった。皆さん親切でした。) ボルチモア空港からアトランタ空港で成田空港行きに乗り換えるのに、アトランタ到着が遅れたため乗り遅れたのです。 デルタ航空のカウンターで便を替える手続きが終わったとき、年配の男性係員が、少し待ってと言うからなんだろうと思っていたら車イス椅子2台がきたのです。断るのは失礼なので夫婦2人でお世話になりました。ちょっと恥ずかしがったが、車イスに乗り、次にエレベーターに次にバス、バスからは歩きました。搭乗口の近くまで案内して頂きました。夫婦とも疲れていたので助かりました。感謝しています。
(参考)日本では点字ブロックから電波を発信して位置や方向が聞き取れるような研究がされているようですが、これも重要でしょう、だが助合いはさらに重要と思うのです。03.7.17
日本の駅ホームの点字ブロックでは転落の危険性大 見直すべきです。
2.アメリカの小学校低学年での運動会、勝ち負けは?
勝ち負けはどうでも良いという感じ、運動会というより遊びというべきでしょう。
公立小学校の例、「Play Day」と言う、低学年の1〜3年と高学年の4〜6年を分けて別な日に行う。次は、低学年のPlay Dayの例
競技は13種目、グランドを13に区分し、それぞれの区分では競技種目が異なる。生徒も13組に分け、15分ぐらいで隣の区分に移動する。勝ち負けには余りこだわらないようだ。指導や運営は先生と希望保護者が行うが主体は保護者。保護者の参観は1区分7〜8人、ウィークデーだからでしょうか少ない。だが応援は真剣なのです。
スタートは笛。審判は、どちらが「勝」、複数組の場合は、「一等」だけ、審判員が示す。
綱引きでも人数が同じとは限らず、20人と16人でという場合もある。リレーでも人数が同じでない場合も時たまある。例えば5人が普通だか、たまたま4人の組があつたが当然4人組みが1等になる。しかしこれでも平気。審判員によっては最後の人が2回競技するよう指示していた。まあ適当だ。
穴のあいた漏れる容器での水運びリレーでは、審判員が目視で判断し、1等だけを示す。あとで容器を覗くとよく判断できたと思うだけ。いいかげん。
玉入れで場所によって30点、20点、10点と区分がある。しかし個人毎に〜点と審判員が言うだけで、他にはなにもやらない。記録などもしない。
競技の前に説明があるので事前の練習はしていないのでしょう。だからでしょう、マスゲームなどはない。芝生の上での30メートル程度のカケッコはあつたが主体は、玉運びとか、障害物競争など。
全て競技だが出鱈目と言った方が良いでしょう。点数など付ける分けでもない、点数を示す看板などはない。
◎しかし保護者の応援も生徒も一生懸命だ。勝ち負けでなく個人がそれぞれ一生懸命やれば良いという感じなのです。
決められた運動着はない、ライトカラーの軽装で、という要求があるだけ。運動会というより遊び会なのでしょう。
▼特に玉の投げ入れ競争の勝ち負けは面白い。網の上を超えて玉を相手側陣地に投げ入れる競技で、投げ入れた玉の多い組が勝ち。だが玉を数えないで見た感じで勝ち負けを決める。前の試合終了のまま始めるので、試合前の玉の数は同じでない、だがコートをチェンジして2回やるので、始めに勝った組は次には負けるのがほとんど。それでも審判員は勝ち組みに大きく手を上げる。
低学年だからでしょうか、日本よりはるかに勝ち負けにはこだわらない「Play day」と思いました。遊びですね。審判もいいかげんと思いましたが、大きな声で決める。しかし誰も文句を言わない、審判員の権限は絶大と感じました。またこれがアメリカ国民性、訴訟の国、なのでしょうかと考えさせられます。
日本では、運動会での勝ち負けを、重視すべき、との意見もあるがどうなのでしょう。そもそも教育の基本は相手を打負かすことではなく、助け合うことだと思うのです。また勝ち負けではなく個人それぞれ一生懸命やれば良いと言うことが重要と思うのです。03.7.17
3.公立小学校にも商売があるのか?
子供の写真、一組子供が持ち帰る。大きな写真や小さいのやらいろいろ。価格は40ドル。買う枚数が少なければ安くなるが割高。買わなければ子供に持たせて返却する。買う人が多いのでしょうね、と特に日本人は思うのです。送金は写真屋へなのです。アメリカでは専門家の取った写真を家に飾る風習があるから喜ぶ人も多いと言う人もいるのです。
母の日には鉢植えの花を持ち返る。カーネーションでなく、なぜか、ゼラニュームだ。価格は3ドル。これも買わなければ返却する。スクールバスでの送迎だから持ち運びは容易ですが。
◎いずれにしてもアメリカ人はイエス、ノーがはっきり言えるようですから必要なければ遠慮なく断わるのでしょう。しかし無断で商品を子供に持たせるのはどうかと思います。03.7.17
4.アメリカにも路面電車が(LIGHT RAIL)
ボルチモアMDには両側にビルが立ち並ぶ間を走る路面電車が走っています。車両は2両、混雑時は4両、乗務員は運転手一人、信号待ちもする。全長約50キロメートル、駅は全て無人、切符は自動販売機で買う。当然改札もない。ただ切符なしは500ドル以下の罰金との明示がある。ポリスが時たま検札するようです。無札は犯罪ですから当然ですか。それに合理性もありますね。
優先席には「法律によって貴方は老齢者と身障者には席を譲らなければならない」との表示があるのです。法律なのですね。日本はどうなのでしょう。
BY LAW YOU MUST OFFER THIS SEAT TO THE ELDERLY OR DISABLED.
運賃は安い(駅配布の資料による)片道1.35ドル、終日乗り放題は3.00ドル、65才以上はそれぞれ0.45ドル、1.00ドル、乗り放題は地下鉄もバスも同じ切符で乗れるのです。身障者や年寄りは助かりますね。日本人でもOKです。(資料の運賃より最近20%程度値上げされたようです。03年7月8日には値上げされていました。しかしパンフレットは訂正されていません。発行日に有効と記載があるからでしょう。なかには古い資料も配布されているのです。大幅な改正がなければそのまま配布するのでしょう。駅にはパンフレットの時間表(各駅共通)そのものが立て板に張り付けられているだけです。バスの側面には新運賃が大きく表示されていました。合理化ですね。
車椅子利用の駅は33駅に対して17駅(無料で配られる資料に明示)レールに沿った坂を登り高い台に乗って電車に乗る。
路面電車ですからホームからの転落はないためか、点字ブロックの幅は地下鉄に比べて狭かった。2/3程度ですか。
5. ローカルバスのパンフレットには、The 「車椅子の印」symbol indicates a lift-equipped bus.と明記あり、バスの側面に大きな「車椅子の印」のあるバスがそれです。
時間表(各駅共通)には、土曜と日曜は、全車がリフト装備と明記あり。ウィークデーは(W)印が時間表に記載されている。一例として一日約80車の発着に25車に(W)の印あり。W-Wheelchair lift-equipped serviceとの記載あり
それに、時間表に(W)印のないバスに乗る場合は前日までに電話で知らせて頂ければ、リフトのあるバスを準備します。との記載があるのです。
電車や地下鉄については次を
6.ハンバーガーの価格
マクドナルドのハンバーガー0.89ドル、チーズバーガー0.99ドルとそれぞれ10セント値上がりしました。日本もですが、一体適正価格とは何ぼでしょう。適正価格を大切にしましょう。
7.飛行機の客室乗務員は7割は男性、ノースウェースト航空でしたが、同時多発テロ以前と大違いと思ったが、帰りは逆に女性が7割。そう言えばスチワーデスと言わず客室乗務員と言いますね。男性とか女生とか区別をつける感覚がおかしいのだと反省した次第です。
8.信号のある横断歩道での歩行者用信号の押しボタンが、(一部の地域で見た感じですが)
信号のある交差点でも横断用の縞の白線がある道路とない道路があり、歩行者用信号の押ボタンが全交差点にあるのです。ボタンを押さないと車の信号が青になっても歩行者用信号が青にならないところもあり、車の信号と同じになっいるところともある。詳細は解りませんでした。
歩行車用青信号の点灯時間か極めて短く4〜5秒で赤の点滅に変わり、次に赤に変わる。青の点滅はないのです。(自動車用の青信号が点灯中でも歩行者用は赤になるのです。)
歩行者用信号毎に次の説明の表示があるのです。青で渡る、赤の点滅で渡り始めては駄目、赤では早急に立ち退く。
日本では青の点滅があるが、駆け足で渡れという意味でしょうか。説明がないので分かりませんが、安全上からは青の点滅より赤の点滅が望ましいと思うのです。
◎日本では押しボタンでの青信号の点灯時間が長すぎると思うのですが、短くはできないのでしょうか。
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9.無料駐車場のある駅で車椅子マークの駐車場所が多く少なくとも1〜2ヵ所は何時も空いています。スーパーにも多い。
だが車椅子マークの駐車場所に許可のない普通の車を止めると罰金500ドル取られるとのこと。駅のみでなくスーパーでも同じ取られるとのこと。
10.テレビで野球を見て、
アトランタ(ATL)とシカゴカボス(CHC)7月10日デーゲーム
キャッチャーのサインが良く分かる、デーゲームでした。放映しているのは一部の投球だけですが、何の指か、までもはっきりと見えるのです。(12日の同カードの試合はナイターで影で暗く拳骨だけが見えたがサインは全く分かりませんでした)。ストライクとボールの識別も、球質も分かり易いように思いました。テレビの目線はピッチャーのやや3塁側寄(日本のよりピッチャー側寄り)高さはピッチャーの目線より上(日本と同じ)のようでした。
それに2塁盗塁でアウトになった数センチ違いの映像も大きく拡大されはっきりと見えるのです。中断してピッチャーの親指の爪を、爪きりで切るのも見えたのです。
13:3で先攻のアトランタの勝ち。(12日もアトランタが7:2で勝ち)。球場は特定できませんでしたが外野の塀にはツタが繁っていたようでした。ツタが繁っている球場はどこでしたかね。
11.昼間でも自動車のライトを点灯して運転
太陽が照っていても10台に一台はライトを点灯して走っているのです。
朝夕、曇りや雨、の時はほぼ100%大ライトを点灯して走っています。北欧ではエンジンをかけるとライトが点灯するとか。
12.公立小学校は6月10日から8月末まで2ヵ月半夏休み、9月からは新学期1年生が2年生になる。
日本より4か月早く9月にキンダーガーデンとしてエレメンタリスクールに入学、次の9月で1年生になる。だから6年はなく最上級は5年生。1年生といっても、エレメンタリスクールでは2年目になる。(12月末で5才になったら次の9月に入学とのこと。5年8ヵ月で入学することになる分けです。)
1年の終わりに教科書2冊、学校から持ち帰ったので始めて教科書を見たとのこと(キンダーガーデンでは教科書はなかった)分厚い本で大きい、どちらもワークブック、だからノーとは必要ないのでしょう。毎日宿題がでる。10ページ位の小冊子を渡され、読んで設問に答えを書く。算数はプリントによる宿題。
Math in my World,DEVELOPING PROBLEN
SOLVERS
Reading,Practice Book の2冊
教科書もクラスによって違うようだ、教科書を選ぶのは受け持ちの先生が選ぶのか、それとも出来る子と出来ない子と分けているのか解らないという。多分受け持ちの先生だろうとのこと。
特に授業始めや終わりのチャイムがない。先生の判断一つのようです。先生の裁量が大きいのではということでした。
毎日1時間ですが、体操、芸術、音楽、図書室で本を読んだり聞いたり、パソコン、の授業がある。体操ではただ玉をけとばしたりで遊んでいるようだ。だから体操は何一つ、跳び箱も鉄棒も出来ない。そもそも小学校にプールがない。習いたいなら、スポーツセンターで、高い金を払わなければならないようです。親が遊んでやるのも一つの方法ですね。
13.大手スーパーマーケット、コンビにではありません、で24時間営業の店もあるのです。一説には警備上の問題ということですが、せわしない社会に益々なっていきますね。
14.電車の切符を自動販売機で買うのに8種類の切符(一般、シニア/障害者、学生、それにデーパス、など8種類)の選択ボタンを押すと金額が表示され、金を入れると切符とお釣が出てくる。
●これは面白いと思った。「金を入れてから、希望のボタンを押す」より「押して表示される金額を入れる」は大きな表示板の必要も無いし、買う人も表示板を見上げる必要もなく便利と思いました。それに金を入れてうろうろする必要もないですね。
近距離や新幹線なら応用できるのでは。距離や行く先別に、販売機を分けて、駅名を押すと金額が表示、金を入れると切符が出てくる。
以上ですが、2週間の片手間に見たり聞いたりなので間違いがあるかも、指摘してください。03.7.17
アメリカ見学記。その1(01-12月初旬)
アメリカ見聞記(03年3月)その2
03.7.17
369-05.2.26 521-05.12.25 937-07.6.27