日本を救うのは輸入増です
「副題」国際貿易は「買うから売れるのです。売れるから買うのではないのです。」これが鉄則です。貿易黒字削減が景気対策の基本です。輸入が増えれば物価が安くなり、輸入が増えれば円安になり、円安になれば輸出が増え、輸出が増えれば円高になる。貿易の活性化は輸入から始まるのです。
日本は輸出超過で黒字大国です。しかし諸条件を考えるとこの輸出超過が持続可能か大いに疑問なのです。好調の自動車産業でも中国や北米にも生産地点を拡大しているのです。
トヨタを例にとれば北米に現在4工場を持っているが五ケ所目も検討中とのこと。 それに今年上半期の国内生産の伸び率は1.9%に対して海外生産の伸び率は22.4%と極めて高いのです。(03年計画では国内生産は3%減です。会社が景気よくなっても国は駄目参照02.12.23)
輸出大国であるうちに日本の産業基盤の大幅改革断行が不可欠と思うのです。銀行の改革ではないのです。
日本は高コスト社会なのです。このままではいずれ輸出産業の足をも引っ張り自動車も海外生産が拡大し、日本は輸出大国どころか輸入大国に転落する危険性が大いにあると思うのです。
しかるに景気対策として逆行する方策、すなわち一国経済理論など通用するはずもないのに従来通りのデフレ防止だ、減税だ、地価の下落防止だ、株価対策だ、拡大予算だ、不良債券処理だ、銀行の国有化だなどなど。これらは本質ではなく一時凌ぎでピントはずれも甚だしいと思うのです。そもそも自由競争社会なら地価は高くなるはずはないのです。100万ヘクタールもの減反があるのです。デフレ対策とかいって土地や株の売り逃げを意図したものに過ぎないのです。
抜本対策は
●輸入拡大、規制緩和による輸入の拡大ーーどんどん買えばどんどん売れるのです。売ったり買ったりが景気には必要なのです。それで輸出拡大にも、それで競争による構造改革にも貢献するのです。日本は黒字大国なのです。
●地価下落、そのため地価税率の大幅増ーー地価が安くなれば税総額は少なくて済むのです。よく地価税が高いと言うが税率が高いのでなく地価が高過ぎるのです。100万ヘクタールもの減反があるのです。土地が余っているのだから資本主義なら地価は大幅安は当然02.10.25
補足します。03.2.4
輸入拡大により、物価は安くなるため製造原価も下がり、輸出産業には好都合なのです。輸出のみでなく優良企業には好都合なのです。流通業界にも好都合なのです。そもそも黒字削減が景気対策です。
すなわち優良企業は今でも景気が良いのです。したがって原価が下がれば益々儲かるのです。
インフレ政策はダメ企業を助け、優良企業を虐めることになるのです。
経済の国際化では優良企業は発展し、ダメ企業は潰れるのです。世界の効率向上になるのです。日本のみでなく世界の生活レベルは向上するのです。(以上)
●銀行よ質屋に見習ったら
土地を担保に金を借りたのだから、地価がどうあろうとも土地を返せばよいのでは、金の貸し借りには望ましいと思うのです。銀行も担保の価値を認めて貸したのだから銀行も責任を持つべきでしょう。銀行に「質屋に見習へ」と言いたい。
日本は土地本位制なので地価下落を防止しなければならないと政治家は言う。しかし土地本位制なら借金を土地で返せばよいのです。これが土地本位制ですよ。それに土地本位制なら基本である地価を左右するような方策を取るべきではないのです。市場原理に任せることが土地本位制の原点でしょう。
土地が余っている以上、地価は上がることはないのです。それに少子化からも地価は下がるので、上がる理屈はさらさらないのです。仮に一時期上がっても売り逃げに注意です。02.11.3
news group への回答
> 「『輸入増』が日本を救う」のなら「輸入大国」になることは
> 何の問題も無いはずで『転落する』などというマイナスの
> 言葉が出て来るのは変ですよ.
現在は輸出大国、黒字大国なのですよ。だから輸出大国の間にこの黒字分を輸入し、国内の産業基盤の改革を断行すべきと言うことです。
日本は高コスト社会なのです。これを打破するには輸入拡大のための規制緩和以外に不可能と思うのです。すなわち外力に頼らざるを得ないと思うのです。
現状のままでは高コスト社会のボデーブローがきき輸出が減り、輸入大国になると言っているのです。
構造改革のために、この黒字をいかに利用するかが必要と思うのです。借金ではないですよ。
700兆円もの借金は構造改革を遅らせるために使ったので無駄で大損害なのです。
それに輸出大国の間は輸入が増えれば輸出も増えるのです。これ自体でも活気が出ますよ。売ることも買うことも拡大が必要なのです。輸入が増えても輸出が増えなくなることを危惧しているのです。
02.10.27
03.4.13〜