マネーサプライも為替介入も世界ダントツなのに円高
金融緩和では円安にならない、限度になっている、円安には貿易赤字以外にない
日銀は10兆円の追加金融緩和を実施したが(2月)、円安株高は緩和に関係なく貿易赤字が原因
レート80円、株9500円は10兆円の買いオペではなく「貿易赤字1兆4750億円1月過去最大」が原因
2月以降に貿易赤字が減少すれば円高になる、
マネーストックも為替介入も世界ダントツ
▼日本は輸出競争力に見合う賃金を払わず輸出し輸出超過を続けた結果で溜まり溜まって対外純資産黒字266兆円にも膨れ上がった。
この対外純資産による所得収支は15兆円にも膨れ上がった、
したがって貿易収支ゼロでも、15兆円の外貨を稼ぐことになり、配当などに充てるため稼いだ外貨を円に代えている、すなわち「外貨売り円買い」に
なっているので円高になって当然、
※投機筋は売ったり買ったりするが、所得収支15兆円や輸出超過は「外貨売り円買い」一方なので円高になって当然ですね。
▼そもそも円高で輸出が減るなら先に最低時給上げて減らすのが得策、
日本自身が「外貨売り円買い」しているから円高になる、したがって円買を止めるためには経常収支ゼロにする、ゼロにするには1月の貿易赤字程度が
必要、すなわち15兆円の貿易赤字が必要になる。
このために、最低時給を上げるか、輸出税をかけるか、企業増税、が必要なのです。
金融では解決できませんよ。貿易には相手国がある、これを忘れないようにしましょう。
▼日本再生には輸出競争力に見合う賃金を払うことが必要
払わずに低賃金を続けた結果で円高、貯め込んだ外貨は266兆円,なのに「GDP(PPP)/人」は世界25位、赤字大国の米国は7位、台湾の
21位にも追い越されている。
輸出産業が日本経済を駄目にしたと言えるのです。無理しての輸出が日本経済を駄目にしたのです。
日本は資源輸入国だから輸出超過が必要と言うが外貨準備があれば問題ないのです。
(参考)
※最低時給を上げてこなかったため360円が80円を切り円高デフレ、経済音痴日本
※自動車業界が円高を引き起こしている
マネーストック(GDP比)日本は世界最高で欧米の比ではない、為替介入も変動相場制国では世界ダントツ
▼マネーストック
総務省統計局のデータより算出
▽「現金通貨(09年末残高)÷名目GDP(09年)」
日本 16.1%
米国 5.9%
ドイツ 8.6%
フランス 8.0%
スイス 9.7%
中国 11.2%
▽「通貨(現金+預金通貨)09末残高÷名目GDP(09年)」
日本 104%
米国 12%
ドイツ 50%
フランス 32%
スイス 68%
中国 65%
▽「通貨・準通貨合計(09年末残高)÷名目GDP(09年)」
日本 228%
米国 87%
ドイツ 126%
フランス 87%
スイス 156%
中国 179%
世界の統計より算出
http://www.stat.go.jp/data/sekai/index.htm
日本は預金金利ゼロ、ゼロの意味は貸したいお金が銀行にだぶついているからです。
これ以上の緩和はマイナス金利以外にないはず。
▼為替介入額も米国の9倍と多い(外貨準備高の比率)
※外貨準備高が「自国通貨売り外貨買い」になるが、日本の外貨準備高は米国の9倍と多い
外貨準備高(2011年)
▽1位、中
国
3兆2027億ドル(固定相場制)
▽2位、日
本
1兆2581億ドル
▽3位、サウジアラビア 5406億ドル
▽15位、米国
1369億ドル
※日本政府は米国債1兆0790億ドル(12年1月、米国債の約7%)を保有している、
財務省は国債を発行して円売りドル買いしたことになる(外貨準備の名目で)
※日本国債は93%の所有が日本国内、したがってドル売り円買いしているのは海外ではなく日本国内と言える
※日本はこれ以上外貨準備を増やすのは今でも海外からの非難もあるので限度でしょうね
※外貨準備高は中国が日本より可成り多い、だか中国は固定相場制、GDP/人はかなり低いので認められているのでしょうね
▼しかるに円高デフレ
輸出競争力に見合う賃金を払わず輸出超過を続け貯め込んだため対外純資産黒字266兆円と世界ダントツになっている。
この266兆円が「ドル売り円買い」になっている、外貨を稼いで円で配当などに支払うため、
だから円高になって当然、
最低時給を上げて「経常収支ゼロ」にする以外に円高デフレは解消しない。
▼世界経済政策に提言
12.2.25