ビル.ゲイツ、ボノ両氏の貧困撲滅運動

ビル.ゲイツ、ボノ両氏は世界から貧困が撲滅できないなら「歴史に残る現世代の恥辱」と警鐘を鳴らした

日本から世界平和を発信しよう

●ビル.ゲイツ、ボノ両氏の視点 (朝日新聞05年1月8日)

米マイクロソフトのビル.ゲイツ会長とU2のボーカル、ゲイツ氏が新年にあたり、世界の主要紙に連名で寄稿。今年こそ貧困問題の解決に先進諸国が強い意思を示すよう訴える。「紙面から」
(1面の紹介記事より)

●私の視点 ウィークエンド(朝日新聞05年1月8日)

ビル.ゲイツ 米マイクロソフト会長

ボノ     ロックバンド「U2」ボーカリスト

「貧困問題、解決への強い意思を示すとき」

文明の姿がガラリと変わる瞬間が歴史にはある。それは、人々がもはや現状を受け入れられなくなり、それを壊す勢いが十分に高まった時だ。奴隷制度の廃止の時がそうだった。ベルリンの壁の崩壊やアパルトヘイトの終結も同じだ。

もし貧困や疾病によって理不尽に生命が失われることがなくなるなら、2005年もそのような「瞬間」になるかも知れない。現時点では、それは考え難い。アジアでの年明けは、理解しがたい悲劇的な音色をたたえている。

しかしながら、貧困にあえぐ人々のため未来を変えようと、世界がついに本気で取り込む年になるかも知れない。その「勢い」はついている。これからの12ヶ月は我々すべてにとってのテストである。とくに主要8カ国の指導者は、その見識と判断力が、かってないほど注目されている。

我々がこの試練に失敗すれば歴史は厳しい評価を下すだろう。なぜなら、我々はこの課題に成功できる力を持つ、初めての世代だからだ。新しい道具やアイデアが、つい最近まで考えられなかったチャンスをつくり出している。

貧しい人々の命を何世代にもわたって奪ってきた疾病は、いまや自らが消滅寸前だ。15年前、35万人にのぼった小児マヒの患者は今日では800人で、ゼロになる日は近い。過去5年で予防接種は50万人の子供の命を救い、次の10年では150万人が救えるだろう。

もう一つの古い、不公平な考え方も消えかけている。それは、富裕国に対する冷戦時代の債務によって縛られた貧困国は、国民がどれだけ苦しんでいても返済を続けなければならないという考えだ。豊かな国々がそうした債務の一部を帳消しにしたことで、貧しい国々は保健や教育など緊急の問題に資金を注げるようになった。例えば、ウガンダは小学校に通う子供の数を2倍に増やせた。

5年前の国連ミレニアムサミットで各国の指導者たちは、より多くの国々、より多くの人々にうまく機能する世界になるように努めることを約束した。この新世紀に、人間の基本的欲求を満たすことを誓った「ミレニアム開発目標」である。食料や清潔な水、保険サービス、教育は、すべての子供の生まれながらの権利なのである。

日本のイニシアチブによって創設された世界エイズ.結核.マラリア対策基金のような活動は確実な成果を上げている。

しかしこうした進展も万全ではない。予算の制約から援助を削ろうという誘惑が強く、日本の03年の援助も再び削減された。

このような決断は、援助をしないことによって生じたコストと比較してみることが必要だ。アフリカでは親達が抗エイズ薬を手に入れることができなかったため1千万人の孤児が生まれ、その世話が必要になっている。10年までにさらに2千万人が増えるかもしれない。エイズの炎燃えさかってから消し止めるよりも、火がつくノヲ防ぐ方が安上がりで賢明だ。

我々は、人間に対する投資は何倍にもなって返ってくると信ずる。大きな考え方が必要だ。第2次大戦後の欧州を再建し、ソ連の膨張に対するとりでにもなったマーシャルプランは米国の GDP(国内総生産)の2%を4年間にわたり費やした。今日、より少ない投資でより多くの人々の生活を変え、彼らが我々のみる目を変えることができる。

手始めに、先進国すべての指導者たちが05年に四つの重要なステップを踏み出す決意を示すよう望む。

第一に、迅速に供出できる効果的な対外援助の額を倍増する。同じ趣旨での英仏主導の計画が動き出そうとしており、それは子供の予防接種を増やすことで500万人の命が救えるかもしれない。

第二に、貧困国の債務を終わらせる。彼らに必要なのは軽減以上のもの、完全な債務帳消しである。

第三に、不公平な貿易ルールを変え、貧困国が自立できる道をつくる。

第四に、HIV(エイズウイルス)ワクチンの開発を協力して推進する組織へ資金提供。

こうした行動によって、我々の政府は歴史を作ることができる。だが、そのためには我々が政府に、その実現を訴えなければならない。だからこそ、企業の社長も非政府組織関係者も、ポップスターも僧侶も、母親連盟も学生連盟も、正義のために地球規模のキャンペーンに乗り出したのだ。

我々の世代がどのように記憶されるかは我々次第だ。インターネットで?対テロ戦争で?それとも、子供がたまたま世界のどこに生まれたかで生存が決まるようなことをなくそうと決意したことで?

緯度と経度の線はどんな鉄のカーテンよりも強く、我々をアパルトヘイト以上に分断している。世界はこの状況を変える資源と技術を持つ。05年に回答を出すべき問いは、我々が強い意志を示せるかどうかか、ということだ。

ビル.ゲイツ氏は夫妻の「ビル.アンド.ミリンダ.ゲイツ財団」を通じて、ボノ氏も「DATA(債務.エイズ.貿易.アフリカの英語の頭文字)」の共同設立者として、それぞれ途上国支援に取り組んでいる。(原文は10日付ヘラルド朝日に掲載されます)

 05.1.8

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経済学の定義、経済学とは  定義を明確にしてノーベル賞に相応しい経済学に、

●感銘を受けました。

世界から貧困を撲滅しましょう。インターネットはこのための道具なのです。

(ビル.ゲイツ氏夫妻は私財240 億$(約2.5兆円)を寄付して、財団を作りまずしい人たちのために医療施設を作る、とのこと)(税金逃れのような経営者とは理念が桁違いですね)05.1.8

◆ビル.ゲイツの財団 7億5000万ドル寄付へ 途上国の予防接種活動へ (読売05年1月26日の表題)

ビル.アンド.メリンダ.ゲイツ財団は25日、途上国の子どもたちの予防接種普及活動を行う「ワクチンと予防接種のための世界同盟」(GAVI)に7億5000万ドル(約770億円)を寄付すると発表した。

GAVIは国連児童基金などと協力し、これまでに70カ国を超える途上国でジフテリア、破傷風、百日咳やB型肝炎ワクチンなどの予防接種を実施した。

毎年210万人が予防接種を受けられずに死亡していく中で、67万人を救ったとしている。

GAVIの活動にノルウェー政府も今後5年間に、2億9000万ドル(約300億円)の拠出を決めるなど支援の輪は広がっている。財団設立者のビルゲ.イツ氏は「GAVIの活動で今後数百万人の子どもの命が救われると」している。05.1.26

古典派経済学者S,K,Mが現状を見たら

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国連も無責任です 積極的に先導して下さい

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