日本の外食は米国より安い、だがこれが問題なのです。
アメリカのファミリーンストランでの外食は日本に比べ高くサービスも良くない。それにチップを払う。アルコールは一般にない。特に日本食は5割くらい高い。
マクドナルドのハンバーガーはアメリカでは0.79ドルです。ニューヨークの吉野屋の牛丼は3.59ドルとのこと。だが宅配ピザは日本の1/2程度です。
アメリカは食材の価格は可なり安いのです。米(コシヒカリ)10キロは12ドル程度、それに家賃も電気ガス水道も1/2以下と大幅安です。それなのになぜ米国の外食は高いのでしょうか。
この差は接客業の人件費の差以外に考えられないのです。日本は人件費、すなわち労働者に全てをしわ寄せしているのではないでしょうか。
競争は必要です。しかし競争すべきところの競争でなく現場人件費の引き下げ競争になっているのではないでしょうか。弱者苛めの競争ではないのでしょうか。
競争は必要ですが、現状は外食産業に限らず弱者苛めの競争社会の構築と言わざるを得ません。
▼電気ガス水道運賃の価格引き下げが先ではないのですか。競争がないから高いのです。米国の2倍以上高いのは高過ぎ、利権構造と言わざるを得ません。米国の制度を見習うべきです。
◎米国では州政府が公共事業委員会をつくり電力会社の購買、従業員の給与(独占なので当然全産業の最低ライン)まで徹底的にチェックしているようです。
●(参考)
「燃料費ゼロ」すなわち石油、石炭、天然ガス、原子燃料費全てゼロとしてもアメリカの2倍も高いのです。自動車や鉄は安いのにですよ。
(根拠)10電力合計 (04年度)で算出
総燃料費2,178,982 百万円÷総販売電力料14,435,865百万円= 0.151
だから燃料費ゼロでも15.1%だけしか安くならないです。したがって、単純に比例するとすれば、ゼロでも家庭用では1.80倍、産業用では2.11倍となり、馬鹿高いのです。
電気料金の日米比較、エネ庁のデータ
値下げ後の日米比較2003年
家庭用日本0.186 米国0.087ドル/kwh →2.1倍
産業用日本0.122 米国0.049 →2.5
値下げ前の日米比較1999年
家庭用日本0.213 米国0.082 →2.5
産業用日本0.143 米国0.039 →3.7
▼家庭用ガス価格も高すぎます
国際エネルギー機関(IEA)の統計を日本=100として換算。日、独、豪は1997年、ほかは98年
棒グラフを数値化した(朝日新聞01/1/29)
日本 100
イタリア 55
ドイツ 32
オーストラリア 26
イギリス 25
アメリカ 22
カナダ 14 (以上)
06.4.20