原発安全の基本は

中部電力浜岡原発2号機ECCS系配管の溶接部からの水漏れで起動後1日も経たず手動停止したとして大々的に報道された。
水漏れ発見が5月25日2時20分頃、同日4時34分に停止したという。

安全のために停止したのです。何故こんなに大問題になるのか。これでは技術者は技術の仕事はできっこないのです。外向けの資料作り、説明に全精神全努力を傾けざるを得ないのです。

それに、どんなに金をかけても、この種の故障は完全に防止することはできないのです。原発点検の限界は当然なのです。従ってこのような故障があつても大きな事故につながらないにはどうすべきかが、重要と思うのです。

ここで問題にすべきは、「水漏れ発見時(25日2時20分)より早く発見できなかったか」「停止時(4時34分)までに2時間13分経ったがより早く停止できなかったか」の2点を調査すべきで、適正な処置なら特に問題にすべきではないと思います。停止したことを大騒ぎすることは安全にむしろ弊害と思います。

原発の安全は早めに停止することが基本なのです。定期検査でも止まったことを問題にするのではなく止めなかったことを問題にすべきなのです。
止まるたびに報道される、役人にはとやかく言われ、問題にされれば運転員は止めることは悪いこととして可能な限り運転を続ける努力をするのが人情です。

止まるのは安全という国民合意が原発の安全の基本と思うのです。 02.5.26

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(参考) 電力の技術者は勇気を持て

    原発運転員に同情