購買力平価を認識しましょう。
「副題」誤解が多いようなので「物価比較レート」とか「物価倍率レート」と名称を変える必要がありますね
●購買力平価の決まり方
米国で1ドルで購入できるものを日本で購入すると120円の場合に購買力平価は120円と決まるのです。
だから物価倍率は、為替レートが100円とすれば120円÷100円→物価倍率1.2倍となるのです。
購買力平価÷為替レート=物価倍率、なのです。
だから購買力平価を使い、日本の物価は割高でない、と言うのは滑稽なのです。購買力平価は物価修正係数なので購買力平価を使えば物価差がなくなるのです。
(下の内閣府のURLを参照)
物価の比較は金との交換レートで これが分かりやすいですね。
●海外に比べ物価が高という根拠は「自動車」に対する物の交換レートで海外に比し高いと言うことなのです。自動車でなく「金」に対する交換レートで高いと言っても良いですね。すなわち国際商品なら世界同一価格と見なせるのでこれに対する交換レートが物価比較なのです。
日本の物価が高いのは為替レートで円が高すぎるから、という見方は詭弁なのです。むしろ円が安過ぎ、日本は黒字大国なのです。04.12.9この項追加
◎1.日本はどんどん輸出しているのに、輸入はダメ、円高は駄目、これ国際的に通用しないのです、2.何のために輸出するのか、3.円安にしてわざわざ石油を高く買うのは大損害なのです。
◎日本は輸出大国で輸出超過、貿易黒字大国、ですから本来は市場原理によりさらに円高になるべきなのです。国際的な競争のない電気ガス水道、食料、住居費などの生活必需品価格はアメリカの2倍も高いので、すなわち努力が足らないので、平均物価が高くなり、為替レートより購買力平価が安くなるのです。◎物物交換を考えましょう。成るべく有利な交換を、有利なのは円高ですよ。好むと好まざるに関係なく輸出力がなくなれば円安になるのです。インフレは日本をダメにする
◎為替レートは世界の市場原理により決まるのです。円もドルも自由に売買できるのです。それも、株や商品などと違い、インサイダー取り引きも、品質の善し悪しも関係なく、もっとも公平な自由市場で取り引きされているのです。したがって為替レートを批判するのは自由市場そのものを否定することになるのです。それに比べ購買力平価は、その国自身だけにしか通用しないレートなのです。だから購買力平価に比べ為替レートによる円は高すぎると言うのはダメ企業の原価高を為替レートに責任転嫁しているに過ぎないだけなのです。したがって全く意味のないことなのです。理解のできない方がおりましたので、この項のみ追加02.12.26
●次は内閣府のURLによれば
(注)内外価格差は、購買力平価を為替レートで割ることにより求められる。購買力平価とは、日米間で考えると、米国において1ドルで購入できるものを日本で購入するといくらかかるかを表すものである。03.8.24
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/2001/0612naigai/seikeihi.html
●yahoo掲示板より
購買力平価で電気料比較は国民愚ろうです
2003/11/ 9 10:37 投稿者: hattonin2000
購買力平価で物価を比較すると物価差はゼロになるのです。これ当然なのです。
鉄や自動車がアメリカに輸出できるのは為替レートで安いからなのです。
内務省の説明から電気料の例を用いて米国BGE社と東電の電気料金を比較すると
BGE社 03年2月 請求金額/使用量 $ 93.24/1,262kWh =
$0.0739/kwh
同時期の東京電力 請求金額/使用量 41,048 円/1,738kwh
= 23.61円/kwh
BGE社では1ドルで1kwh/0.0739ドル=13.35kw/ドル、13.35kwh買えるのです。
東電で13.35kwh買うのには23.61円×13.35=315.19円かかるのです。
内務省の説明では、購買力平価は1ドル315.19円となるのです。
物価差は、購買力平価÷為替レートですからレートを1ドル120円とすれば、315.19円÷120円=2.62倍
だからBGE社に比べ東電の料金は2.62倍高いと言うことになります。
鉄や自動車では購買力平価は120円以下なのです。
電気も工業製品なのです。なぜBGE社に比べ東電はこんなに高いのですか。
購買力平価比較で電気料を海外と比較するのは何のためなのですか。それでアメリカより割安と言うにいたっては、国民を愚ろうする何ものでもないと思うのです。
米国BGE社の電気料請求書(家庭用)
●yahoo掲示板より
>>貿易黒字が増えると何が問題なの? これに答えてみれば? >
回答1.汗水流してドル紙幣集めてどうするの。ドル紙幣集めても日本国民の生活は良くなりませんよ。
2.このドルで円買いドル売りで円を高くする。円の購買力を高める→国民生活が良くなる。
3.ドルで持つのは、日本は損してアメリカを利するだけですよ。
4.円が高ければ外貨を持つ必要はさらさらないのです。無駄な道路を造る訳ではないのですから。
ところが日銀は逆ですね。国民生活を犠牲にしていますね。
これは girbaud000 さんの 173 に対する返信です(この項03.2.6追加)
●「購買力平価に比較し為替レートによる円が高すぎる」は本末転倒で「物価の高い分野は一層努力して、安すぎる購買力平価を引き上げ為替レートと同じにすべき」が本筋なのです。物価の高い分野は努力が足りないことを認識すべきなのです。
●物価は自動車や鉄のコストにも大きく影響するのです。物価高の日本で、自動車や鉄は輸出し日本の経済を支えているのです。この努力は大いに評価できるのです。
● 物価の高い分野は「円が高すぎる」などと努力の足りないことを棚上げすべきではなく物価を引き下げ自動車や鉄の足を引っ張らないように努力すべきなのです。物価が高い日本は輸出大国としていつまでも続く分けはないのです。
● 努力して輸出競争力が強くなれば円高になり、努力して物価が安くなれば購買力平価は高くなるのです。
● 従って円高にすることが、購買力平価でも同じで、経済の基本であり生活の豊かさを追求する基本でもあるのです。円高は金持ちになることなのです。
円高は、購買力平価も含め、生活向上のため努力して勝ち取るものなのです。02.8
●(以下)02.11.30、理解できない方もいますので、分かりやすく解説しました。
●電気を例に
アメリカで120円で買える電気の量を、日本で買えば240円なのです。(電気の値段はアメリカの2倍なので)それで電気だけの購買力平価は為替レートの2倍と決まるのです。だから為替レートが1ドル120円なら、電気の購買力平価は1ドル240円と決まるのです。
為替レートが購買力平価に比べ高いと言っても、世界のどこでも120円で1ドルに代えてもらえるのです。それで120円で実際に電気が日本の2倍買えるのです。したがって「アメリカの電気は安すぎる。あるいわ日本の電気は高すぎる」と言う以外に言い方はないのです。しかしアメリカが安過ぎる言ってもね、日本の電気が高すぎると言うべきでしょうね。為替レートは国際基準ですが購買力平価は日本だけにしか通用しないので基準にはならないのです。
電気がアメリカと同じ価格なら、購買力平価=為替レート、になるのです。だから物価を購買力平価で比較したり、為替レートが購買力平価より高すぎると言っても意味をなさないのです。
購買力平価を基準にして為替レートは高すぎると言うのは、日本の物価を基準にして、アメリカの物価は安すぎると言うのと同じなのです。それでアメリカさん物価を高くして、と言っているようなものです。
購買力平価が為替レートより安いのは、物価が高いので、引き下げる必要があると言う指標なのです。(以上)電気とガス価格の国際比較
●為替レートは国際市場で決まるのです。それで為替レートが変動すれば、購買力平価も変動します。しかし購買力平価が変動しても為替レートは変動しません。すなわち為替レートは国際的に通用し、購買力平価は日本だけにしか通用しないのです。これを理解しない方がいるようです。中には円高が20倍になったら100万円の自動車を5万円で売るのか。と言ったことなどがよせられます。20倍になったら自動車などつくる必要はなく遊んで暮らせますね。預貯金の1400兆円が20倍にも膨れ上がることにもなるのです。02.12.9
●変動レート=物々交換では
為替レート変動なら、物々交換を考えれば理屈が分かると思います。それで物々交換なら他国がどうあろうとも関係はないのです。それで生産性向上以外に自国を豊かにすることは出来ないのです。したがって生産性を上げて物々交換を活発にする、すなわち輸入拡大して輸出も拡大することが景気対策と思うのです。
円高、円安やインフレ、デフレなどではなく、生産性向上、すなわち原価低減が重要で、特に高コストの日本にとっては重要と思うのです。 03.2.14
(参考)円高は経済政策の基本なのです
●日本は貿易黒字大国なのです。輸出が輸入より多いのです。これを是正しない限り、円札を刷ろうが、現状に変わりないのです。輸出が減り輸入が増えれるなら実質的に円安になるのです。これ市場原理です。
何のために輸出するのですか。海外から物を買うためでしょう。それなのになぜ円安を望むのですか。輸出して円安になったら輸出の意味ないですよ。輸出ができない場合には円安にならざるを得ないのです。円安は国民の大半の生活レベルは下がらざるを得ないのです。これに反し円高は大半の国民の生活は良くなるのです。
アメリカは貿易赤字大国なので本来はドル安になるべきですが、アメリカの横暴で安くならないのです。それでアメリカはドル高にして輸入品で豊かな生活をしているのです。 02.9.27
03.4
2241-03.12.14 4150-05.1.6 4185-05.2.3