省エネについて通産と電力ににお願い
※効率が倍増し夏ピークは大幅減になった。
「副題」エアコンの高率向上で100万kw原発18基が節減できるのです
夏ピークがカットでき電源が削減でき供給に有利になるのです。
(97年10月1日に通産と電力にメールした内容です。回答はありませんでした)
低効率エアコンの販売をやめれば、エアコンの効率が30%以上向上し、全国で1800万KW、原発100万KW 18基分以上の節減になります。30%以上の向上が容易に実施可能であることは次のA,B,C,D4項目の調査で明白です。
A・財団法人ベターリビング がBLに認定したエアコンは住宅金融公庫の100万円割り増し融資の対象になるのですが、認定エアコンはすべて消費電力が6〜7割から2倍も多く、極端に効率が低いのです。
1例として SメーカーBL認定エアコン(97ー7のカタログによる)他のエアコン 他メーカーの認定エアコンもほぼ同じです)
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型式 |
冷房能力(KW) |
室外機消費電力(W) |
効率 |
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CMー684V2 |
0.6~6.8 |
530~3,060 |
1.13~2.19 |
S社の最高効率のエアコンの効率は4.55、したがってマルチエアコンは約2倍、低負荷では数倍も多く電力を消費するのです。ビルトイン・マルチタイプ(室外機が1台、室内機が2台以上で壁や天井に埋め込み型)のみが認定の対象になるのですが、そもそもマルチタイプには効率の良いエアコンは販売されていないのです。最近はハウジングタイプと称して極端に効率の低い、この種のエアコンが多数販売されているのは問題です。
認定には学識経験者により決定していると思いますが、省電力が叫ばれているのに、効率の極端に低い、設備費の高い、一般的でないエアコンを公的法人が割増融資までして推奨するのは理解に苦しみます。
B・資源エネルギー庁長官賞を受賞したエアコンは電力ピークにとってやっかいもので、また実質的には省電力にもなっていません。また将来大きな支障になります。(財団法人 省エネルギーセンター主催による受賞、)
長官賞受賞エアコン Sメーカー製 型式SAP-E257 VS (97-9のカタログによる)
平成7年度受賞 (8年度会長賞受賞エアコンもほぼ同じ)
定格冷房能力2.5KW 消費電力 580W 効率4.31
最大冷房能力3.2KW 消費電力1150W 効率2.78
定格時の効率は高いのですが、最大時には0.7KW能力が増加しただけで消費電力は定格時とほぼ同じ570Wも増加しますので2台運転したのと同じ電力を消費します。
最大能力で運転するのは気温が高い時すなわち夏ピーク時で(起動時にも10分間程度は運転しますが)エアコン2台分の発電所の建設を必要とする結果となります。また低い温度に設定したり、広い部屋に取り付けた場合や、フイルターが目づまりした場合にも最大能力で運転しますが、特に長年使用すると効率が低下しますが、室温を自動的に下げようとするため気がつかず常時最大時の電力を消費することになり将来大きな支障になります。インバーター型は回転数を容易に制御できるので効率は犠牲になるが回転数を上げて能力を増加することができるので要注意です。定格以上に能力が出ないようにすべきです。これだけでも大幅なピーク抑制になります。エアコンの場合、 定格能力表示はjisの基準でしょうが全く必要ないばかりか悪用されています。
また定格能力2.5KW, 2.8KW, 3.2KW, 4.0KWと増加しても機器重量は全く同じエアコンがほとんとです。同一機器を、回転数を上げて能力を増加しているので、効率は大幅に低下し騒音レベルも高くなります。それにもかかわらず機器価格は能力に比例して大幅にアップしています。こんなことをしてよいのでしょうか、メーカーの良識を疑います。能力に見合った機器を作るべきです。
一例としてMJ社の能力別最も効率の高いエアコンの例(他社も同じです)
定格冷房能力(KW)ー効率ー価格(千円)の順に列挙します
2.5ー4.46ー195 2.8ー3.89ー225 3.2ー3.44ー290 4.0ー2.80ー330 この4機種の機器重量はいずれも室内機8.0Kg室外機33.0Kgと全く同じです。能力2.5と2.8の両エアコンとも平成8年度エネ庁長官賞を受賞していますが、どちらも電力ピークに支障になり受賞に値しないと思いますが特に2.8のエアコンの受賞は問題です。
能力の大きいエアコン1台より高効率の2.5KW2台設置の方がはるかに有利です。例えば同社の能力5.0KWの効率は最高ので2.25、価格は465千円ですので、2.5KWを2台設置した方が消費電力は1/2で価格も安く、また騒音レベルも大幅に低いのです。(他社も同じです)電器店では効率よりも部屋の広さにより機械的に推奨するので要注意です。またこのような不良エアコンを売って良いのでしょうか。
C・効率の極端に悪いエアコンがどんどん売られています。
効率の高いエアコンに比べ消費電力が3〜4割り増しは良い方で、6〜7割増、なかには2倍も多くの電力を消費する効率の低いエアコンが多数売られています。それに効率の低いのにインバーター型は全て高いような印象を与えるなど売り方が巧妙です。
MJ社のカタログを例に説明しますと(他社も同じ)暖冷房壁かけ型が41機種販売されていますが冷房効率4.0以上が1台、4.0〜3.5が2台、3.5〜3.0が5台、3.0〜2.5が15台、2.5以下が18台と多く、最高は4.46、最低は1.88と2倍以上の差異があります。高効率エアコンは極端に数少ないのです。
電気専門店の展示品でもほぼ同じ比率で展示されています。また近所のエアコン10台調べましたが3.0以上は1台で最高は3.78、最低は2.23で一昨年購入したものです。13年前に購入したのは2.96で2番目に高いのです(ノン・インバーター型)新しいから効率が高いとは全く言えませんし効率の低いものがほとんとでした。
D・原発の立地・建設については国を挙げて取り組み、さらに莫大な国家予算をつけているのに、電力を多量に消費するエアコンについては効率向上対策のみならず高効率機器の普及広報すらやられていません。省エネは口先だけと言われても致し方ないと思います。通産省、省エネセンター、電力会社、エアコンメーカーの無責任には驚きです。
高効率エアコンの普及により大幅な省電力と発電所の節減になります。
東京電力を例にとれば、夏ピークの最大電力は約6,000万KWで、エアコンのしめる電力は約1/3の2,000万KWです。30%エアコンの効率を上げれば(これは直ちに実施可能です)600万KW、全国ではこの3倍の1800万KW、100万KW原発18基と大幅な発電所建設の節減と大幅な節電になります。
このため次のことを提案します。
「最大能力」時の効率4.0未満のエアコンの販売を止めること。エアコンメーカーは10社程度で大手企業です。容易に実施可能なはずです。
エアコンのみならず冷蔵庫など電機品の高効率機器の普及が省電力にとって最も重要です。 CO2削減の課題もあり、通産省、省エネセンター、電力会社、電機メーカーにご配慮をお願いいたします。
この件については96年に通産やエネ庁、電力にも手紙で問い合わせしましたが回答なかったので、ちょっとためらったが共産党の知人に話しました。全て回答なし。
探りをいれたら共産党は通産に問い合わせたようですが通産を信用し、この記事を相手にしなかったとのこと。共産党も庶民の味方でなく官僚の味方でした。(97年2月頃の話)
▼共産党参議院議員、通産関係の方のようです、の秘書の方に、友人の紹介で議院会館まで行ってお会いした。秘書はカレーライスを食べながら、こちらはコーヒー、エネ庁からの言い訳の資料を提示しただけで、エネ庁のを信用してこの資料の説明を聞こうとしないのです。それで機会があったらエネ庁に話しておくと言うだけ。あきれましたね。共産党も国民を信用しないで官僚を信用するのです。大損害でした。03.6.17追加
(参考)金融公庫は効率の極端に悪いエアコンに2百万円の割増融資。驚きです。再度、通産にメール(2000ー6ー30)しましたが回答無しです。
▼15年前ごろ(2011年3月28日追加)
荒木 浩 元東電社長宛に手紙出したところ社員2名が説明にきましたが真剣には取り扱ってはくれませんでした。
エアコンの効率が良くなれば電気の売り上げが伸びないからと思いました。当然とも
03.5.16