教育関連公的費用支出の日米比較
「副題」日本政府の教育への支出費用は米国に比べてもかなり少ない。育英資金総額は米穀の1/15なのです
出所:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/01/05012102/001.htm
●教育費の公財政支出、大学授業料、政府機関奨学制度
▼ 国内総生産(GDP)に対す 学校教育費の比率 %(2001年)
公財政支出 私費負担 合計
日本 3.5 1.2 4.6
米国 5.1 2.3 7.3
OECD平均 5.0 0.7 5.6
※米国では私学助成がないので私学の授業料は高く私費負担が多いのでしょうね。日本も義務教育、特にお受験校、への私学助成を廃止すべきです。貧乏人は小中の私学には入れないし、この点からも日本は金持ちに優しいと言えるのです。
私学助成金、特に義務教育、は廃止し奨学金に組み入れるべきと思うのです。日本の奨学金は米国に比べ極めて少なすぎるのです。奨学制度の日米比較を参照。
▼ 一 般政府総支出に対す 公財政支出学校教育費 比率 %(2001年)
高等教育 全教育段階
日本 1.6 10.5
米国 4.5 17.1
OECD平均 2.8 12.7
▼大学授業料、入学料、
日本 国立大授業料 520、800円(2004年)
米国 州立総合.4年制大平均授業料 3,746ドル(2001年)実験費実習費を含む、
入学料 日本 282,000円(2004年)
米国 なし
▼政府機関奨学制度(文部科学省のデータより集計)
●日本(2004年) 年間経費431,486百万円、うち250,446百万円は無利子貸与、残り181,040百万円は有利子貸与
●米国(2002年) 年間経費57,244百万ドル、うち13,659百万ドルは給与(貸与でなく返済不要)残り43,585百ドルは有利子貸与、政府保障の民間資金も含む(以上)
※米国は総額では円換算、約6,580,000百万円で日本の15倍にもなるのです。特に給与奨学金は円換算、約1,500,000百万円で給与だけで日本総額の3.6倍です。日本では給与ではなく貸与がほとんど(教育研究など返済免除はある)、米国は人口は2倍でその点は加味すべきですが、驚くほど米国の奨学制度は充実しているのです。
また高校生奨学金で返済するのは世界で日本だけのようです。
EUでは授業料はほぼゼロ、大学生には月額10万円給与する国もあるようです。米国は奨学金で賄う。
日本はどうしたことか、国立大の授業料、入学金は米国よりも高く世界最高なのに、先進国では日本の子どもだけ、貧乏人は大学に入れませんね。
06.6.15