ホームレス変死1052人

大阪府00〜04年 うち凍死.餓死114人 厚労省調査(毎日05年4月16日より引用)

路上生活者(ホームレス)が全国で最も多い大阪府で、00〜04年の5年間に1052人のホームレスが変死体で見つかったことが、厚生労働省研究班(主任研究者、黒田研二.大阪府立大教授)の調査でわかった。うち114人が凍死.餓死しており、自殺は122人に上った。ホームレスの死をめぐる大規模な調査は始めて。研究班の的場梁次.大阪大教授(法医学)は「死を防げたケースは多く、メンタルケアを含めた医療対策の整備が急務だ」と話している。

厚労省の03年調査では、全国のホームレスは約2万5300人。大阪府は7757人で、大阪市だけでも6603人と東京都(6361人)を上回っている。

ーーーー死因を分析する約7割が病死だったが、餓死は38人、凍死が76人もいた。また自殺したと見られるホームレスが122人に上っており、自殺予防のためカウンセリングが課題であることを示した。年齢別で見ると、40代126人▽50代423人▽60代365人と、比較的若い者が目立った。

ホームレスの多くは、医療費の自己負担分を支払いないため、無料低額診療を行う一部の医療機関で受診するしかないのが現状だ。[坂口雄介]

(以上)05.12.22

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