公益企業の取るべき指針
▼管理人の開設した掲示板に次の[37]を投稿したところJRSさんより貴重なご意見の応募を頂きましたのでJRSさんと管理人との投稿記事を紹介致します。改めてJRSさんに感謝致します。
[37] 電気料金は高すぎ、安くするアイデア募集
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/09/30(Fri) 18:45:02
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 218.110.250.74
日本の電気料金は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス全ての国の2倍かそれ以上も高いのです。(エネ庁のデータより)
いくら何でも2倍は高すぎ、国民生活には大きな障害です。
電気の総売上は15兆円、国民1人当たり12万5000円にもなるのです。消費税に換算すれば約6%と大きいのです。
この電気料金の引き下げが行政改革の目玉になっても良いはずです。
安くするために支障があれば排除し、国を挙げて取り組むべき課題と思うのです。
◎他国にできるなら日本でもできるはずです。第一に他国の例を調査すべきです。
特に電力会社は地域独占を法律で認められ、消費者は電力会社を選べないのです。電力会社はこれを認識し、なぜ2倍も高いのか、安くするためにはどうしたら良いのか、説明責任があるはずです。
●エネ庁のデータ
主要国の電気料金国際比較(2001年)
(単位:ドル/kWh)
家庭用 産業用
日本 0.188 (100) 0.127(100)
アメリカ 0.085 ( 45) 0.05 ( 39)
イギリス 0.101 ( 54) 0.051( 40)
ドイツ 0.124 ( 66) 0.044( 35)
フランス 0.098 ( 52) 0.035( 28)
資料:IEA STATISTICS「ENERGY PRICES & TAXES, 4th Quarter 2003」
(注)1.各国の、1年間の使用形態を限定しない平均単価を計算したもの。 産業用の中には、業務用(商業用)の料金を含むものと含まないものがある。
日本の産業用料金の中には業務用の料金を含む。
2.アメリカについては課税前の価格。
※原発の多いフランスでも可なり安いですね。フランスは国営ですね
▼民が良くて官そんなに駄目なの?
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/972.htm
[51] 電気料金は高すぎ、安くするアイデア募集
□投稿者/ JRS
□投稿日/ 2005/10/06(Thu) 13:43:07
□IP/ 203.112.17.230
規制の強化です。
世界の独占電力会社で公開入札を義務付けていないのは日本くらいです。
かなりの大口購買は随意契約で、発電所の建設費は欧米諸国の200−400%になっています。米国では、電力代が高い州から安い州へ産業が流れる自然競争が存在していたため州政府が公共事業委員会をつくり購買、従業員の給与(独占なので当然全産業の最低ライン)まで徹底的にチェックしています。
自由化、規制緩和で電気が安くなった例はあまりなく寧ろ、電力会社の大きな市場独占を上手く利用し、電力購入(IPP制度)、発送電建設を透明な競争入札で行うシステムの方が確実に安くなると思います。
今の自由化は殆どの電力資産を所有する会社に自由化という名のもとに規制緩和するものでガリバー独占による供給者の価格支配力(需要の価格弾性値がきわめて低い電力で)を強化する形になり、改悪と思われます。
[62] 電気料金は高すぎ、安くするアイデア募集
□投稿者/ JRS
□投稿日/ 2005/10/11(Tue) 11:48:42
□IP/ 203.112.17.230
> 国内で発電所を造れる企業は限られてますから、それこそ利益独占で
> 高い利益をぶん取ってる可能性はないこともなさそうですが。
>
> ただ安くした分たくさん使おうとする人も少なからず発生するでしょうし、
> 管理人さんは間違いなく安くなれば2000kWh以上使うでしょう。
> 少エネ・浪費の抑止という名目から3段階料金制のうち、安くするなら
> 2段階目までにしておくべきと思います。
>
電力料金を安くして使用量が増える可能性はあります。しかし、環境を考えるならもっと抜本的なことがあります。あまり知られていないことですが日本の重工業の殆どは自家発電を保有しており、総既設容量は25百万KWを越える水準でこれはフィリピンの既設容量の2倍位の規模です。また、殆どは火力でベース電源ですので発電量、CO2排出量は大変な量です。日本のピーク、オフピークの差が大きいのもこれが大きな原因となっています。勿論殆どがコージェネであり、エネルギー効率はまあまあなのですが、問題は規模が小さい(効率悪い)ものが乱立していることです。それは電力会社の補給電力が非常に高く冗長性を持たせておく必要があり、多数の発電所を所有しているほうが安いこと、また工業団地での共同火力(勿論コージェネ)の建設が特定供給制度の認可が困難で、どうしても小規模ボイラー、タービンを建設しなければならなかったこと等に起因します。
例えばフランスなどでは燃料効率を上げるコージェネに関しては地域で必要な蒸気使用量に対して最適な発電量のコージェネを奨励し、余剰電力は優遇価格でEDF(フランス電力)が買い取る義務を負わせています。日本の場合の余剰電力買取価格は場合によってはコストを大幅に下回るものであり、効率の良い産業用の大型コージェネを推進すること大変困難だと思われます。電力会社の発電コストの回避可能原価で買い取らせるシステムをつくればCO2の大きな削減が可能になると思います。
逆に独占を謳歌している産業に規制強化をすれば、クリーンエネルギー促進が加速できると思います。
[63] 挙げられないから、こんな事を言いだすのでしょう。
□投稿者/ JRS
□投稿日/ 2005/10/11(Tue) 15:30:56
□IP/ 203.112.17.230
> >日本の電力料金が高い原因は何だと思いますか?
> このような問題提起をするんですから、いくつかあげられると思いますので、ぜひ列挙してみてください。 <
>
> 挙げられるのなら既に挙げているでしょうし、もう少しまともな議論が出来ていると思いますよ。
> 5年以上もそれをやらなかった訳ですから。
> 原因が分かっていないことは明々白々だと思います。
>
電力料金が高い理由
1.送電線の用地買収コストが異常に高い。(100年売れない土地でも路線価格で売買 = 地役権に対する住民エゴを押さえられる仕組みがない)
2.非常に高い住民対策費
3.立地不足(IPP入札などにより産業がもっている競争力のある発電立地の発掘などの促進)
4.内部での強大な技術陣(競争による外部エンジニアリングの利用)
5.競争購買が非常に少ない(公開入札の義務付け、国際入札の強化による国内価格の是正)
6.O/H(ホワイトカラー)の人数が非常に多い。(ただし東電は国際水準並になっている)
7.非常に官僚的な環境許認可システム、大型発電所の許認可取得には最低3年かかり、電力会社以外の会社による競争力のある電源の新規参入困難。
8.総括原価と脆弱な規制側管理体制(コストダウンをMotivateさせる形ができていない)
9.自治体より大きな電力会社のテリトリー(米国のような自治体による規制無理)
10.自家発乱立による極端なピーク、オフピークの差
等、電力会社だけが悪いというよりは、そういうシステムを構築し癒着した政治家、官僚、産業それに公共性のない国民に責任があると思います。
[66] 挙げられないから、こんな事を言いだすのでしょう。
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/10/13(Thu) 10:33:48
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 210.174.57.126
ご指導に感謝します。この指摘を活用させて頂きます。
電力だけの責任でないことは明らかですが、
電力もエネ庁も海外の2倍も高いことを率直に認め国を挙げてコスト低減をはかるべきと思うのです。
経済の国際化時代に電気高は大きな支障になり途上国に追い越されてしまうと危惧しているのです。
電気ばかりではないでしょうが。
今後ともご指導をお願いします。
[67] 電気料金は高すぎ、安くするアイデア募集
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/10/13(Thu) 10:48:29
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 210.174.57.126
参考になりました。このご指導を活用させて頂きます。
10年前、自家発の方から、余剰電力のため、蒸気を大気に放出して運転する場合がある。電力との契約上やむを得ないとのこと。
地熱発電で、蒸気の出が良いので出力を増したいが、テストしてないので蒸気を逃がす。(設計的には余裕がある)
こんな話を聞いたことがあるのです。
[68] 追加します
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/10/13(Thu) 11:20:31
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 211.128.33.168
縦割り弊害水力発電所物語
水力発電所には流れ込み、即ち水を溜めることができない、水の流れのままに発電する発電所があると聞きます。
発電機が故障しますと、水は発電しないで流れてしまいます。定期点検でも同じです。
修理には30日かかります。その間、流れて発電しない水が、仮に発電するとすれば3億円の電気を発電することができます。
修理費は800万円、作業時間は8時から16時までです。
修理期間を10日に短縮しますと損失は1億円ですみます。
3交代勤務で修理すれば損失は1億円で済むとして運転方が提案した。
どうなったと思います。
労務課は残業費削減が手柄、保修課は修繕費予算がオーバーすると評価が下がる。
残業費は増え、修繕費は3交替なので1000万円になる。200万円オーバー、
それで運転方の提案は不採用となった。200万円追加すれば2億円得したのに。
これはフィクションであって事実ではありません。?
世の中にはこのような不合理なことが行われている例が多いと思います。
[69] 挙げられないから、こんな事を言いだすのでしょう。
□投稿者/ JRS
□投稿日/ 2005/10/14(Fri) 13:57:08
□IP/ 203.112.17.230
> ご指導に感謝します。この指摘を活用させて頂きます。
> 電力だけの責任でないことは明らかですが、
> 電力もエネ庁も海外の2倍も高いことを率直に認め国を挙げてコスト低減をはかるべきと思うのです。
> 経済の国際化時代に電気高は大きな支障になり途上国に追い越されてしまうと危惧しているのです。
> 電気ばかりではないでしょうが。
>
> 今後ともご指導をお願いします。
その通りなのですが、日本の政治家、官僚、国民は、経済学でならう独占、規模の経済性、価格の需要弾性値を全く無視して、いるのが現状でこれを改善するには多大な年月を必要とするでしょう。
小泉首相は選挙戦で電力、ガス皆公共事業で立派にやっている何故郵政だけが官なんだと叫んでいました。私は電力、都市ガスの例を見れば民営化による弊害が一目瞭然だと思いますが。NTTの場合国有企業を民営化させ且通信というインフラが光ファイバー、IT技術の発達により資産集約型産業でなくなったから競争がなりたっていると思います。郵政民営化なんてどうでも良いですが、もし、郵貯、簡保のお金を民に回すのが目的なら民主党案(私は民主党ファンではありませんが)も上限カットのほうがよほど効果的だと思います。ただし、今民間優良企業は金を借りるより借入れ削減を行っていることもあり資金需給という意味では寧ろ民業圧迫になる可能性もあると思います。又、人口当たりの公務員、地方公務員の数は日本は世界最低レベルになっており、そのため犯罪の検挙率も著しく低くなっています。
政府が赤字になっている原因は税金を払うべきひとが払わない不平等税制に加え基本的に法人税率以外は米国の次に税金が安い日本が行政サービスにおいてそれより遥かに高い税負担をしているヨーロッパを考えたこと、電力の地益権量、漁業補償と同じで、政治家が農地改革でただで貰った土地の権利を持つ住民に票の道具にしている非効率な公共事業にあると思います。道路を作る上でゼネコン批判がよくありますが、ゼネコンにはいる金はせいぜい20%くらいです。あとは土地の権利金なのです。既得権を潰すという考えは正しいし、日本をよくする方法だと思料しますが、ガリバー独占を創出する道路公団の民営化等はむしろ政府が極めて介入しにくい超大型の既得権者を創出することになると思います。
[80] JRSさんにお願いです
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/10/31(Mon) 10:32:30
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 210.174.31.209
▼JRSさんのご意見を主体に次の通りまとめてみました。
ご意見ご指導をお願い致します。
「電気料が高すぎる理由は明白、電力にお願い」
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/1227.htm
▼またウッカリして見過ごし遅くなりましたが、次のJRSさんのご意見には全く同感です。
「民にできることは民で」が理屈もなく一人歩きしているのです。
今後ともよろしくご指導をお願い致します。
「猪瀬は公団に餌付けされたのてす」
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/972.htm
> > 電気ばかりではないでしょうが。
> >
> > 今後ともご指導をお願いします。
>
> その通りなのですが、日本の政治家、官僚、国民は、経済学でならう独占、規模の経済性、価格の需要弾性値を全く無視して、いるのが現状でこれを改善するには多大な年月を必要とするでしょう。
> 小泉首相は選挙戦で電力、ガス皆公共事業で立派にやっている何故郵政だけが官なんだと叫んでいました。私は電力、都市ガスの例を見れば民営化による弊害が一目瞭然だと思いますが。NTTの場合国有企業を民営化させ且通信というインフラが光ファイバー、
[81] JRSさんにお願いです
□投稿者/ JRS
□投稿日/ 2005/10/31(Mon) 16:34:07
□IP/ 203.112.17.230
よく出来た掲示板だと思います。有難う御座います。
現実問題、今の民間重視の考え方、それに伴う、更なる既得権の創出という流れは、以下の日本が直面しているどかんちな、危険なイデオロギー、体制を何とかしないことにはストップ出来ないと考えます。
1.株主のための経済が強調されすぎている事。
米国民の殆どは年金の運用を株式市場に委ねており、会社は株主 = 国民のためになるので今の政策は正しいですが、一体、日本の国民の何割が株式市場で資産運用しているでしょうか?米国が株主重視しているのはそれなりの必然性があるこ
とを認識すべきでしょう。株主が重要であることは否定しませんが、所謂、錬金術のみで金を稼ぐやりかたは、公共の利益には極めて反することだと思います。米国の株主は日本の株主より遥かに株を見る目がしっかりしており、日本のナントカモン等、MAだけで本質的な技術がなく成功している例は殆どありません。株主重視の意味が日本と米国では全く異なるのにアメリカになりたいという某経済担当大臣の幼稚さには危険を感じます。民営化論も某大臣の米国好きから出ているのでしょうが、米国とて必然性のない意味の無い民営化は行っていないし、独占、寡占企業への規制の厳しさを日本の数十倍といっても過言ではありません。アメリカの連邦エネルギー規制委員会の人数は経済産業省の同機能の組織の何十倍の規模です。
2.米国にスポイルされた事実の不認識:
変にアジアに対し片意地を張った靖国訪問をみても日本は一度も自分の国の戦争責任、何故、戦争に至ったのかに関し国民として検証しないままきてしまっていることを認識したほうが良いと思います。また、何故、ここまで外国企業の進出を許さずにやってこれたのかを謙虚に認識すべきだと思います。答えは簡単です、戦後、米国は極東の共産化阻止の砦として日本を位置付け、兎に角、豊かな自由な国にすることが重要であったためあらゆる点で日本、日本企業を優遇したことです。にもかかわらず国民はあたかも日本人だけの勤勉性が戦後の復興の力と考え、変な偏った自信が植え付けられ、バブルの崩壊により脆弱な自信が揺らぎ極めてファッショな決める政治家である現首相にすがってしまったのだと思います。日本人の政治意識の低さ、強気ヒーローへの危険な憧れは、戦前の大政翼賛会へのまっしぐらを連想させます。
3.寡占化したマスメディア:
日本のマスコミはTV,新聞が系列化されており、新聞の発行部数も極端に多い情報寡占状態にあります。従い現首相が人気がありそれに反する報道をするより迎合したほうが良いし、中身より視聴率、購読部数が重視されます。戦前折角普通選挙制が
実現したのに、大政翼賛会化していった一つの原因は今は信じられないことですが、当時超右翼新聞であった朝日、毎日がロンドン軍縮条約を鳩山、犬養(当時野党)の統帥権侵犯を擁護しまくしたて国民が洗脳されていったということがあります。マスコミの寡占化は国民への情報伝達が作意的に行われる危険性をは
らんでいます。現首相では、マスコミがへたに逆らえば、マスコミへの参入の大幅規制緩和等やりかねないと思っているので、真実の報道等到底難しいと思います。
[83] JRSさんにお願いです
□投稿者/ 管理人
□投稿日/ 2005/10/31(Mon) 18:45:29
□URL/ http://www002.upp.so-net.ne.jp/HATTORI-n/
□IP/ 210.250.84.91
ご了承頂き有り難うございます。
何かご異議があれば遠慮なく指摘して下さい。
▼今後、日本はどうすべきかが問題ですね。考えさせられます。
株主は会社、国民は政府の行動に関心をもつべきなのでしょうね。それで株主が、国民が重視されるのではないでしょうか。
靖国問題も、オエラ方は何をやっても咎められない風潮が日本にはあるのでしょうね。何事にも責任の明確化が必要と思うのです。西武の堤の刑量は、アメリカに比べたら極めて軽すぎるのではないでしょうか。
報道もご用マスコミ化しているのではないでしょうか、強者に都合の良い海外の例のみ強調しているようにも見えるのです。
RSさんの指摘しているような情報もマスコミには望みたいと思うのです。
▼しかし電気が高いなどは報道していませんね。電力など公益企業のスポンサーは禁止すべきと思うのです。
今後ともよろしくお願い致します。
(参考)ツリー掲示板05.1.14に開設したが、11月30日閉鎖になりました。1ヶ月前に閉鎖の連絡があったのです。次のURLです。
http://bunkajin.to/cgi-bin/ice/cbbs.cgi?id=hattorin
JRSさんのアドレス(この掲示板でアドレスが紹介されていましたので)
<dtyyr895@yahoo.co.jp>
06.12.2