18.(無題) 投稿者:新世界 投稿日: 2月20日(金)00時43分13秒
いまいち納得がいかないですな。
まず管理者は失業は悪だ、輪転機を回してでも仕事を増やせと言っていますがこれはケインズ以来の「穴を掘って埋める公共工事にも意味がある。」との理論でしょう。とすれば、「働かないのに利権既得権益での高級取りが多い」のは当然でしょう。というか日本人の大半がそうですし。そもそも必要のない公共事業で失業者を吸収しているのですから。管理者の言うように無駄な既得権益を排除したら、地方には全く仕事がなくなるわけです。
また「地価高、高速道路料金高、電気ガス料高の3台悪玉が原因です。またこれが原因で、人件費も食料も高くせざるを得ないのです。」とおっしゃいますが、ご存知のようにこの10年地価も物価も大幅に低下しいわゆるデフレになり、企業の収益が著しく悪化し、リストラの加速につながったわけです。失業とデフレを批判しているのに、日本の地価と人件費が高いというのは一体どういう了見なのでしょうか?
さらに国債の見通しは甘い。「国債の引き受け手が国内にいるから国の中で金が回っているだけである。」という分析はまさに正論ですが、「だからいくら借金してもいい。」とはならんでしょう。ご指摘の通り日本には1500兆の個人金融資産がありますが、国債の発行残高(現在890兆円)がこの1500兆円に近づいた時、すなわち個人金融資産が国債の担保を上回った時、本当に日本の金融機関や個人が日本国債を引き受けますか?また国債を引き受ける日本の金融機関の信用力は維持されるのですか?いずれも答えはNOでしょう。その結果は国際価格の暴落→実行賃金の低下を伴うインフレすなわちスタグフレーションに突入する危険が大きいと思います。実は管理者の言っていることは自民党抵抗勢力(公共事業の分配が仕事で、その利権で選挙資金を稼いでいる)に極めて近いと思うのですが、これでは国家の破局は避けられないでしょう。どうでしょうか?
●新世界 さんに回答します 投稿者:管理者 投稿日: 2月20日(金)12時18分6秒
無駄なものを作っても、国富になりませんね。必要なものがあるのに失業者の存在は損失ということです。勿論優先順位は全てにおいて必要なことは言うまでもありません。それに完全に無駄なものを作るなら直接失業者に金を払うのが得策ですね。
しかし公共工事でなくても仕事はいくらでもあるのでは、福祉関係でも、教育関係でも、交通事故防止でも、山林の保護でも、犯罪防止でも、食料自給率向上でも。
広大な、未利用造成地や減反があるのだから、資本主義社会なら市場原理によって地価がさらに一層下がって当然なのです。そもそも土地を活用しないのは国として大損失なのです。
「景気が悪いから福祉切り下げ、福祉切り下げるから景気が悪い」どちらでしょうか。
特に国際競争の時代に生産基盤(地価、電気、流通、人件費)のどれをとっても全てに高くては競争に負けますよ。企業も海外に逃げて行くのは当然でしょう。
円の海外における信用は、国の優れた生産の裏づけがあるからです。すなわち輸出超過だからなのです。だから極端に言うなら円の海外からの信用は重要ではないのです。自動や鉄を売ったドルで石油を買えばよいのです。
したがって円の信用は国内の問題だけなので政治で解決できるはずです。それにこの10年間に1ドル80円から150円と変動しているのです。円を刷り増ししても大きな影響はないと思うのです。
勿論弊害はあるでしょう。しかし失業者が多いのは国として大損害なのです。04.2.20